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桐の一門
桐の一門  桐の雄加留斗  桐のうだん  桐のうさん  桐のええとこ  桐のぎりぎり  桐のはてな  桐のかなた  桐のぐだぐだ  桐のよぎり  桐のもぎり  桐のはこぶた  桐のはなを  桐のでじたる  桐のびょうぶ  桐のびわこ  桐のおたく  桐のれんじゃあ  桐のほらあ  桐のころあい  桐のいそろく  桐のわしょく  桐のまんま  桐のめばえ  桐のかんくう  桐のななねん  桐のこりごり  桐のどやねん  桐のばんぶ  桐のとおるちゃん 闇の一門  闇のかなた  闇のオカマ  闇のカナダ 両口家一門  両口家是清 大阪芸術大学 落語研究会所属  田舎家君吉
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ぎりぎり
桐の一門落語会『第12回へたなら寄席』は無事終える事が出来ました。足をお運びくださいました大勢の皆様に改めてお礼申し上げます。本当にありがとう御座いました!

毎度の事ながら当日は色々トラブルがありましたなぁ。
組み立て式の見台膝隠しのネジが1本見つからずテープで固定したり、次の舞台を準備するお茶子さんをしてくださったびわこ姉さんが土足で舞台に上がってしまったり、めくりの順が間違ってたり、音響機器の設定がリピートになっていて同じ曲を2回流してしまったり、カッターで指切るは、用意したマクラ用厚紙は本番になって急にぐんにゃりして立ちにくくなるは、ずっと手に汗をかいてる状態。
他の演者さんも本番前から舞台裏の楽屋で緊張してて、なかなか差し入れに手がいかない。(本番終わりにホッとしてやっと頂戴してました)

ネタの方は演者それぞれが最善尽くそうと頑張ったわけですが(「あれで?」と言われたらツラいですが・・・)、大変着物が似合って明るいかーぼーさんと、楽しそうに弁士の声色を真似てたよぎり君は、楽屋から聴いててもエエなぁと思う高座。
本番2日前のネタ見せで師匠に言われたダメ出し部分を出来るだけ修正して演じ、楽屋から見てたかーぼーさんに「落ち着いてるなぁ」と感心されてた、はこぶた兄さんといそろくさん。「羽織脱ぐの忘れた」といそろくさん、落ち着いてるようで緊張してはったんですな。
落語をやってる時間が長いと全員につっこまれていたれんじゅあ君。
逆に10分もしない内に落語を終えたうっぽ君。何か抜けてたりすごい早口だったわけでないと思うんですが、その短さにビックリしました。
そして1番残念な出来が僕だったですねぇ・・・
『地下鉄』とゆうネタは、地下鉄御堂筋線で10年ぶりに再会した男女の噺で、駅名とこの2人の会話や思ってるであろう事が関係する作り。再会を喜び縁があったんだと言えば、天王寺駅に着き『天王寺、天王寺』とアナウンスされるが2人には『縁の日、縁の日』と聞こえる。「浮気するじゃないの?」と心配する女に男は「そんな事する人間に見えますか!?」と言えば『淀屋橋、淀屋橋』とアナウンスされるが『よほど怪しい、よほど怪しい』に聞こえるといった具合。
最初はこれらの笑いに似てると思う昔からある聞き間違いの小咄をしてましたが、「何かもっと違う事を」とゆう意見。そこで最初に浮かんだのが、“タモリ倶楽部の空耳アワー”でした。
なんで英語の歌詞が妙な日本語に聴こえるのか?それは投稿者がこんな事を思ってた時に曲が聴こえてきたから、この空耳になったんじゃないか。と、ゆうような事を言えば『地下鉄』の駅名の変化の意味が判ってもらえるんじゃあないか?と考え、空耳アワーのオープニング曲とか流してタモさん、安斎さんを演じたりしました。したんですが、なかなかそう上手くいきませんなぁ。緊張と練習不足で説明がちゃんと出来ませんでした。「意味判らん」と評されてしまいました・・・悔しいですわ、当日違う噺に差し替えたら良かったかなぁ・・・(相当落語好きの知人はニヤッとしてましたが)

色々考えては反省してます。
次回は「意味判らん」など言わせない超メジャーな噺にするか、とことんマニアックな噺にするか。まぁマニアックな噺になるにしても、もっと演じてて元気になる噺をしたいと思ってます。

打ち上げでは、最近どんな落語会行ったとか、あの噺家さんええでぇとか、千里・万里がどうとか、酒臭い水を飲みながらワァワァ言ってました。

次回はいつ頃になるのか分かりませんが、懲りずにまた『へたなら寄席』にお越しくださいませ。僕ももうちょっとマシな感じになってお待ちしてる予定です。


『第12回へたなら寄席』

桐のれんじゅあ 「蛇含草」
桐のいそろく 「無いもん買い」
桐のはこぶた 「ゴミはゴミ箱へ」(はこぶた作)
かーぼー 「奥様はトド」(はこぶた作)
仲入
桐のよぎり 「漫談・活動大写真」
田舎家うっぽ 「金は廻る(持参金)」
桐のぎりぎり 「地下鉄」

(2012年5月12日ワッハ上方4階小演芸場)

ちなみに現在ワッハ上方4階では上方殿堂入りした『二代目露の五郎兵衛』『若井はんじ・けんじ』の特別展が5月29日までやってまして、うちの師匠と「はんじ・けんじの映像こんなにあったんですねぇ」とか「五郎兵衛師匠のこの3つ以外は皆持ってるなぁ」とか言いながら休憩時間に色々見せてもらいました。ポスターなんかもこんなにあったのかと、なかなか見応えありです。
| - | 03:09 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
桐の一門
第12回へたなら寄席

2012年5月12日土曜日

☆ 出演者 ☆

桐のれんじゃあ 『蛇含草』

桐のいそろく 『無いもん買い』

桐のはこぶた 『ゴミはゴミ箱へ』(はこぶた作)

かーぼー 『奥様はトド』(はこぶた作)

桐のよぎり 『漫談・活動大写真』

田舎家うっぽ 『金は廻る(持参金)』

桐のぎりぎり 『地下鉄』


★ワッハ上方4階☆上方亭(小演芸場)

☆公演終了後の集合写真その1
#12集合01

★公演終了後の集合写真その2
#12集合02

☆打ち上げの様子 『生きいぃよぉ〜』『拍手!!』
#12打ち上げ

大勢の方に足を運んでいただきありがとう御座いました!次回も変わらず足をお運びくださいますようどうぞよろしくお願いを致します。
演者の皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした!
| 過去公演 | 20:48 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
『第12回へたなら寄席』本番が明後日に迫ってる今日、師匠である中山市朗先生宅で最後の手見せ(ネタのチェック)をしていただきました。

最後で本番間近、とゆうのに僕を含め集まった演者全員が「ああした方が良い」などまだダメ出しをもらいました。最後の最後までより良くしようと助言をいただける、本当に有難い事です。
前回の手見せで「もっと違うマクラ(落語を演じる前にする話)」とゆうのを受けて、よぎり君にも手伝ってもらっての今日の手見せでしたが、もうグダグダで・・・(ぐだぐだってどっかで聞いた名前・・・)
どう見せたらええか、最後の出番にアホげな事してええんか?などモヤモヤしてたんですが、
師匠「落語は何してもええねん」
師匠と今日参加した演者のみんなからヒントを貰えたおかげで、どうしたらいいか見えた気がします。本番は“聞き間違い”で僕の所はお付き合い願います。(よぎり君今日はありがとう御座いました!)

さて、本番に向けて演者全員頑張ってるのは手見せを見ていれば、前回の師匠の助言を聞いて変えてきたなとかですぐ分かります。みんな頑張っております。
・・・と、言いたいんですが気になる演者が2人いてまして、手見せの参加率が低く今日も不参加。師匠や他の演者も自分の事以上にこの2人が心配とゆう意見で即一致・・・本番でちゃんと餅の曲喰い出来るかとか、僕の前がどれくらい落語に時間掛けるのかとか、不安ではあります。

そんな“大丈夫なんかっ!?”とゆう所の確認も含めて、ぜひぜひ今週土曜日の『へたなら寄席』に足をお運びください!
次回は本番の様子をお届けします。
(今週は前もって更新が遅くなると予告してましたが、かなり遅くなり申し訳ないです。)


『第12回へたなら寄席』告知

桐のれんじゃあ「蛇含草」
桐のいそろく「無いもん買い」
桐のはこぶた「ゴミはゴミ箱へ」(はこぶた作)
みんなのかーぼー「奥様はトド」(はこぶた作)
中入り
桐のよぎり「漫談・活動大写真」
田舎家うっぽ「金は廻る(持参金)」
桐のぎりぎり「地下鉄」

日時:2012年5月12日土曜日
開場18:30/開演19:00(21時に終了予定)
場所:ワッハ上方4階上方亭(大阪市営地下鉄御堂筋線なんば駅下車徒歩5分、難波グランド花月の向かい)
前売900円/当日1000円
| - | 23:26 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
桐の一門
『第12回へたなら寄席』の告知チラシの画像をアップしました。
第12回へたなら寄席告知チラシ
天野JACKさんに作っていただきました。お見かけになりましたらぜひぜひお手に取ってもご覧くださいませ。
| - | 02:07 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
今週は先週木曜日に師匠宅で行われた、もう来週土曜日に迫っています我々桐の一門の落語会『へたなら寄席』のネタ見せのご報告になります。

「60代の落語家のよう」
と、師匠が僕の落語を終えた時に言ってくれはりまして、“お、60代といえば落語界では脂が乗ってええ時期と聞いた事がある、これは褒めてもらってるなっ!”と心の中でヨシッと思った所で師匠が続けはって、
「もっと若々しく出来んか」
・・・大変がっかりしたんですけど、もっともな意見です。
前回師匠に「マクラを面白くせなあかん」と言われてから、今回師匠にマクラ(噺の前にする話)を見せるのは初めてになりますが、そのマクラが若々しくないとの事。確かに50・60代の落語家さん達がマクラでしてる小咄なんかを参考にしてますから、若々しいとはちょっと言いにくい。(しかもマクラの一部を完璧にど忘れしてしまう始末・・・練習不足です)
「何かこう違うものを」とゆう師匠に、「こうゆうのも最初考えてました」と言えば「それでいってみよう」とゆう事になり、改めてマクラを考える事になりました。さぁ、どうしましょう・・・

さて今回、初ネタ見せになったのが、かーぼーさん。
かーぼーさんは繁昌亭の落語家入門講座も受講された芸人さんとの事。はこぶた兄さんとの繋がりで今回『へたなら寄席』に出ていただく事になりました。
そして今回演じる噺は『奥様はトド』とゆう新作落語。「妻がトドなんです」と言ってきた事から巻き起こる珍騒動の噺になっています。実は、はこぶた兄さんが作りはった新作落語で、自作自演の『ゴミはゴミ箱へ』と合わせて2つ新作が見れる事になります。

未だ課題が山積の演者もいれば、師匠に「面白い」と言わせる演者など様々ですが、ネタ見せも次が最後になります。
来週は最後のネタ見せのご報告が出来ればと思ってますので、いつもよりかなり遅いブログ更新になるかと思いますが、よろしくお願いします。


『第12回へたなら寄席』告知 (※出演順が決まりました!)

桐のれんじゃあ「蛇含草」
桐のいそろく「無いもん買い」
桐のはこぶた「ゴミはゴミ箱へ」
みんなのかーぼー「奥様はトド」
中入り
桐のよぎり「漫談・活動大写真」
田舎家うっぽ「金は廻る(持参金)」
桐のぎりぎり「地下鉄」

日時:2012年5月12日土曜日
開場18:30/開演19:00(21時に終了予定)
場所:ワッハ上方4階上方亭(大阪市営地下鉄御堂筋線なんば駅下車徒歩5分、難波グランド花月の向かい)
前売900円/当日1000円
| - | 11:10 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
先週は桐の一門のはこぶた兄さんが作りはった新作落語を、月亭八天さんが演じる落語会『第33回ハナシをノベル!!』に予定通り行ってきましたので、それのご報告です。

予定通り、と言いながら会場入りした頃には、前座の月亭天使さんがもう高座に出よかとゆう慌ただしい入り。そこそこ席が埋まってる中、後ろから観せてもらいました。

今回、はこぶた兄さんが作りはった新作落語『家庭訪問』は以前へたなら寄席で、はこぶた兄さんが演じはった『お二階へどうぞ』とゆう噺でして、演題とオチが変えられていましたがほぼ噺の筋は同じのを八天さんが演じはりました。
家庭訪問中の先生が生徒の家に足を運ぶと中から悲鳴。中に入れば風呂場でトラに出くわすは、生徒の母がトラに見つからないように洗濯機の中に隠れてるは、家の2階は自然大好き生徒の父のためにジャングル化してとんでもない動植物に溢れてるはと、すごい設定の噺になっています。

最初、はこぶた兄さんからこの噺を八天さんが演じると聞いた時、“こうゆう噺も手掛けるのかぁ”と驚いたんですが、実際観ると最初の方のいきなりトラが出てくる所は、急な展開と思うんですが、それ以降はあまり違和感なく観る事が出来ました。(トラのとこでこの噺についていけるか否かになるんじゃないでしょうか。)
見台を気絶してるトラの胴体にみせて運んでみせたり、どこからともなく聞こえてくる生き物の奇声などちょっとした演じ方、八天さんの実力がこの世界観に説得力を与えていたんだと思います。すごく勉強になるなぁと笑いながら感心してました。

もう1つ八天さんが演じた『真説・七度狐』はこの会で何度か演じてはるようで、古典落語『七度狐』が1つ仇されると7回仕返しする狐に対して、『真説・七度狐』は1つ恩を受けると7回返さないと気が収まらない狐と、古典のパロディになっています。
喜六が「〇〇してほしい」と言う度に狐が恩を返そうと頑張り、全て逆へ転がって喜六・清八がエライ目に遭う創りで、個人的に「強いお侍がおったら狼とか怖ないのにな」で登場する、必ず最初に高笑いしてから喋り、終いにはお囃子を入れて見得をきる侍がツボで、見得の所なんかは、市川團十郎さんの『暫』などを見るようでついニヤケてしまいました。

あと印象に残っているのは前座で出はった天使さんのマクラでのあわあわした感じ。何となく親近感を覚える出だしでしたが、噺に入るといつもの調子に戻ったようで、見台を叩きながら東の旅の発端を少しして『煮売屋』を演じはりました。天使さんの『東の旅発端』の叩きは、大変心地よいと評判になってましたんで、一部分でも聴けて嬉しいです。

会の終了後は来ていた桐の一門の仲間や塾の懐かしい仲間と軽く挨拶し、大阪市中央公会堂をあとにしました。
次、はこぶた兄さんの新作落語を楽しめるのは我々桐の一門の落語会『へたなら寄席』です。5月12日の『へたなら寄席』にぜひお越しくださいませ。


『第33回ハナシをノベル!!』

月亭天使「煮売屋」
月亭八天「真説・七度狐」(田中啓文作)
中入
桂ひろば「天災」
月亭八天「家庭訪問」(高田豪作)
月亭八天・田中啓文・高田豪「トークでノベル」

(2012年4月20日大阪市中央公会堂)
| - | 02:02 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
先週の最初にも告知させていただきましたが、明日は桐の一門のはこぶた兄さんが作りはった新作落語『家庭訪問』を月亭八天さんが演じる落語会『第33回落語再生公開堂 ハナシをノベル!!』があります。ぜひ足をお運びください。
(僕も寄せてもらいます。)


さて、今週は徐々に迫ってきています我々桐の一門の落語会『へたなら寄席』のお稽古が先週ありましたのでご報告。
これまでは隔週の水曜日にやってたんですが、4月に入りお稽古に使用してました作劇塾の教室が使えなくなってしまいお稽古も隔週の木曜日となり、報告が1週間ずれ込む事になりました。

今回は高津神社近くの劇場の稽古場を借りてのネタ見せ。師匠は今回不参加。
前回、落語に入る前に喋るマクラで笑いをとらなあかんでと師匠に言われ、今回試しにやってみましたら、クスッともせんは、オチ前で言葉が出てこなくてあわあわするは、一席終えてみるとマクラに半分以上時間を費やしてるは。ムチャクチャで御座います。練習が足りませんなぁ…。

他の演者さんを見てみますと、時間が思ってるより長くなったり、相変わらず大阪弁に違和感あったり課題はありますが、落語会も近づいてるとゆう事で徐々に仕上がってきています。
そんな中、今回初めて見せてもらったのが、よぎり君の『漫談・活動大写真』。最初は落語をやる予定が、挑戦したいとゆう事で初めての漫談をする事になりました。演題に活動写真と表しているように初期の映画の事を語ってはります。
繁昌亭昼席で漫談をされる芸人さん達などを見てますと、特に喋るだけの漫談は難しいと思いますな。 俗曲や都々逸を喋りの間に入れる三味線漫談とかなら喋り以外でも楽しんでもらえ、雰囲気も喋るばっかりの落語からガラッと変わります。
今の所よぎり君の漫談は喋るだけなんで、『活動大写真』と言うからには音楽を流して弁士を再現したり、有名映画解説者達のマネをしながら活動写真の歴史を語ったりする必要があるかもしれません。
何にしても少しずつ改良されていくでしょうから本番の頃にはどうなっているか楽しみです。

ネタ見せを終えての帰りには近くの国立文楽劇場へ寄り、昭和初期の文楽をテーマにした展示をゆっくり見学。
現在興行中の4月文楽興行も見に行きましたので後日ご報告させていただきます。『加賀見山』や『お半長』といった面白い演題が上演されてますんで、こちらもぜひ足を運んでみてください。
そして5月12日は『へたなら寄席』へお越しくださいませ。
| - | 03:45 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
まず初めに告知からなんですが、桐の一門のはこぶた兄さんが作りはった新作落語『家庭訪問』を、先月「七代目月亭文都」襲名を発表しはった月亭八天さんが演じます。平日ではありますがぜひぜひ足をお運びくださいませ。

『第33回落語再生公開堂 ハナシをノベル!!』

月亭八天「真説・七度狐」(田中啓文作)「家庭訪問」(高田豪作)
桂ひろば「天災」
月亭天使「煮売屋」

2012年4月20日(金曜日) / 19時開演
大阪市中央公会堂(地下鉄「淀屋橋」「北浜」徒歩5分、京橋「なにわ橋」すぐ)
前売1800円/当日2000円
問い合わせ:TEL06-6956-8810(英知プロジェクト)

我々桐の一門の落語会『へたなら寄席』もお忘れなくどうぞよろしくお願い致します。


久しぶりに見た露の五郎兵衛師匠の動く姿。かんさい思い出シアターの最終回で放送された、大阪桜宮を案内してる映像でした。
五郎兵衛師匠が亡くなられてはや3回忌。今年の命日も繁昌亭で露の一門による追善落語会があり、足を運んできました。

補助席が出る大入り。
開演前に開口0番として眞さんが高座に出て「寿限無」を披露。ちゃんと笑いをとって高座を降りはり、すぐ二番太鼓、開演になります。

誰が何をするかは先に発表されており、どれも楽しみですが、露の一門だから出来る「軽口にわか」が気になる所。 「軽口にわか」とは、歌舞伎芝居のパロディなどを2人でする漫才の原型のようなもの。

演じるのは團四郎さんと團六さんのコンビ。
「でこぼこ」とおば様のお客が声出して言ってましたがホンマそうで、背の低い團四郎さんと高い團六さんが並んで立つだけで可笑しさを感じます。團四郎さんが髷のカツラを被せようと奮闘する身長差を使った笑いや、團六さんのスカタンな言動などなど。どれも古典的なものだと思うんですが、面白い。昔の戦前の寄席小屋でも飛んだり跳ねたりしてたんでしょうなぁ。

他の演者も熱演で、途中思わず詰まってしまいながらも上手く笑いにし、女性のお客さんの気持ちを鷲掴みにしてた都さん。
トリの新治さんが高座に上がると大拍手。五郎兵衛師匠も好きで演じてたとゆう「中村仲蔵」を大熱演。落語を終え緞帳が降りても暫く拍手が鳴り止まない。
基本的に笑いは少なく、聴き込ませる噺ながら新治さんは間々に笑わせる所を設け大爆笑をとり、聴かせる所はしっかり聴かせてましたからお客の皆さん、「エエもん見たなぁ」と思いはったんでしょう。
ホンマそうで、芝居を見終えたお客の仲蔵への評価を語る所や、「おめぇが俺の弟子で鼻が高い」と喜び仲蔵の師匠にその言葉に感動する仲蔵のくだりは、鳥肌が立つくらい素晴らしかったです。五郎兵衛師匠のも聴いてみたいですなぁ。

そんな素晴らしい追善落語会だったんですが、気にいらない事がたった1つあります。

噺の最中に着信音鳴り過ぎ。

先週のブログで書きました『ミナミ花舞台』の時も吉弥さんがうどんを食べようとする所で鳴ってました。
吉弥「ケータイ鳴ってるで」
と、慣れた様子で軽く注意し笑いにしてましたが、噺が始まってすぐだったんで何とかなりました。

今回の追善の会は半分以上の演者さんが噺の最中に着信鳴らされてます。
新治さんの仲蔵、上記で書いたように聴かせる噺なんで演者の声しかしない静かな場面がけっこうある。そんなとこに鳴らされるから、よぉぉ響く。思わず音のする方を睨んでましたが、他の何人かのお客さんも音のする方を見ていました。
中トリの慎悟さんは、噺に出てくる主人公が嫁さんに嘘をついたせいで虎退治をさせられる事になり、
「はぁぁ、どないしよ………そうや!」
と何か閃く所が、
「はぁぁ、どないしよ…ピロリロリン…そうや!」
と何か閃く時の効果音のように響いてました。

着信音は噺の世界を壊します。出来ればどの会場でも松竹座とかのように上演中は電波を防ぐ機器を導入してほしいです。
(なんかぼやきの方が長くなり申し訳ないです…)


『第3回露の五郎兵衛追善の会』

露の眞「寿限無」
立花家千橘「宿屋町」
露の吉次「替り目」
露の都「悋気の独楽」
露の慎悟「逐虎伝」
中入
露の團四郎・露の團六「軽口にわか 宝蔵」
露の新治「中村仲蔵」

(2012年3月30日天満天神繁昌亭)
| - | 06:00 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
次見れるのはまた来年になるなぁ…

ご来光を見るような気持ちで出かけたお正月のサンケイホールの米朝一門会で、米朝師匠を見終わった時に上記の事を思ったんですが、案外早くお目にかかる日が来ました。

大阪ミナミの昔の風情を取り戻そうと始まり、今も続いてる『ミナミ花舞台』とゆう会に、米朝師匠がトークゲストとして参加され、澤田隆治さん、大和屋の女将・阪口純久さんと対談する事になっていて、これは行ってみようと会場の国立文楽劇場へ足を運んできました。
澤田隆治さんは演芸好きなら聞いた事のある名前だと思いますが、元朝日放送のプロデューサーでてなもや三度笠や花王名人劇場などといった番組を作ってこられた人です。
大和屋とゆうのは大阪ミナミの宗右衛門町にあった格式高いお茶屋さんで、女将さんの阪口さんの思い出話を綴った「昭和のサムライたち」とゆうのが文芸春秋のホームページで読めますが、総理大臣はじめ各界の超大物たちが訪れていた事などが書かれており、近代日本の歴史の一部が垣間見れます。米朝師匠も作家の小松左京さんや司馬遼太郎さん達と、このミナミの昔の風情をどう残していこうかと大和屋で散財しながら語り合ったそうです。残念ながら店はもうありません。一度くらいその外観を見たかったですなぁ。

そんな人達のトークが聞けるからでしょう、満席の客席には昔を知ってる先輩方が多いです。
落語作家の小佐田定雄さん司会進行で、この『ミナミ花舞台』で米朝・米團治親子で落語の親子茶屋を芝居でやって大和屋の芸者さん達にも色んな芸を見せてもらったとか、この会の出来た経緯などが語られ、米朝師匠も言葉数少ないながらも笑いをとってらっしゃいました。

トークの後は米朝一門の噺家さん達と特別ゲストの桂文珍さんが落語を披露。
トップのまん我さんは昨年新人演芸大賞で賞を受賞した時と同じ「三十石」を披露。船唄の場面では袖にいる仲間の噺家さん達との掛け合いがありますが、まん我さんの船唄に応えたのは何と文珍さんの声。驚きつつもちょっと寂しい舟唄と感じたのは、文珍さんの声しか聞こえなかったからと思います。
そんな文珍さんはモタレとしてトリの米團治さんの前に出て、米朝師匠や米團治さんとの思い出噺や最近の出来事で気になる事などをこれでもかとゆうくらい喋り、大爆笑をとっていきはります。文楽劇場とゆう事で文珍版「豊竹屋」を自前の肩衣をつけて楽しそうに語られ、こちらは涙が出るくらい笑わせてもらいました。毎度の事ながらほんま凄まじい爆笑の渦です。
米團治さんが出てくる頃には皆さん笑い疲れてしまい、トリなのにちょっと気の毒な感じがしました。

今回は出てくる人が何か一節歌っていくとゆう形に自然となり、雀三郎さんはヨーデル食べ放題の歌、吉弥さんは昔実家周辺に来ていたクリーニング屋のテーマソング、文珍さんは北島三郎さんの祭り、米團治さんはクラシックと何かしら歌ってお客を喜ばせ、これを楽屋で聴いていた米朝師匠が
米朝「今日は歌のリサイタルの会か?」
と仰ったとか仰らなかったとか(吉弥さん曰く)。

いやぁもう楽し過ぎました。
今年の夏にまた米朝師匠が出演予定の会があるようですので、行ければぜひ足を運びたいものです。


『第29回ミナミ花舞台特別公演 春祭浪花顔見世』

桂米朝・桂米團治・阪口純久・澤田隆治・小佐田定雄「座談会」
桂まん我「三十石」
桂歌之助「阿弥陀池」
桂雀三郎「二番煎じ」
中入
桂吉弥「時うどん」
桂文珍「新・豊竹屋」
桂米團治「親子茶屋」

(2012年3月29日国立文楽劇場)
| - | 03:25 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ
ぎりぎり
「不思議な噺やなぁ」
…と師匠に言わしめたのが、5月12日にワッハ上方で開催する我々桐の一門の落語会『へたなら寄席』に向けて、師匠に演じる落語を見てもらいアドバイスをいただく2回目のネタ見せが昨日行われ、そこで僕が演じた『地下鉄』とゆうネタを終えた時の一言です。
毎度ヘンな噺をするんで呆れてはります。珍品なんでアドバイスもしにくい所を、色々言っていただけるんで有難い事です。注意された事がなかなかうまく出来ないのが残念なとこではありますが…

前回のネタ見せの報告でこの『地下鉄』とゆう噺の謎解きを師匠がしてくださった事を記しました。
地下鉄といっても、桂梅團治さん作の『切符』や桂しん吉さん作の『若旦那とわいらのエクスプレス』など鉄道ファンに支持されるような噺ではなく、地下鉄の電車の中で偶然再会した男女の噺になっています。
その男女のやり取りを聴いて師匠がピンときたのが『君の名は』とゆう日本映画。岸恵子さん、佐田啓二さん主演の古い映画なんですが、まさにこの『地下鉄』の男女のイメージにピッタリ。女性の名前も似ています。

この『地下鉄』とゆう噺を拵えた三代目の林家染語楼さんは、おそらく映画『君の名は』を落語でやりたかったんじゃないか。
この師匠の指摘に、なるほどと大変スッキリし、珍品で不思議な噺ではありますがこの噺を選んで良かったと改めて思っております。

今回のネタ見せでは前回見る事が出来なかったはこぶた兄さん自作の新作落語『ゴミはゴミ箱へ』とゆう喋る掃除用ロボットが登場する現代の噺を初披露。SF、シュールといった言葉が浮かびます。

『へたなら寄席』では古典から新作、珍品など色んな噺を用意してお待ちしております。


『第12回へたなら寄席』告知 (※出演者・演目を追加しました)
日時:2012年5月12日土曜日
場所:ワッハ上方4階上方亭(大阪市営地下鉄御堂筋線なんば駅下車徒歩5分、難波グランド花月の向かい)
料金:前売/当日1000円
出演者:田舎家うっぽ 「金は廻る(持参金)」
    桐のいそろく 「無いもん買い」
    桐のぎりぎり 「地下鉄」
    桐のはこぶた 「ゴミはゴミ箱へ」
    桐のよぎり 「漫談・活動大写真」
    桐のれんじゃあ 「蛇含草」
    みんなのかーぼーさん 「奥様はトド」
     (出演順は後日発表)
| - | 11:33 | comments(0) | - | - | ログピに投稿する | このページのトップへ